2008年9月17日水曜日
石油埋蔵量
BP統計(British petroleum Statistical Review of World Energy )という有名なレポートがある。ま、簡単にいうと、BPという石油メジャーが毎年出している世界のエネルギー動向報告のことだ。普通この類の情報は公的機関が集計発行するのが正しいという気がするが、この世界では「bp統計」がスタンダードみたいだ(。。。)その06年版によると、世界の石油埋蔵量は1兆2082億バレル、年生産量が298億バレル(日あたり8100万バレル)、可採年数(R/Pと略す)は40.5年とのこと、08年版では1兆2379億バレルでR/Pは41.6年、そう実はR/Pはここ10年間あまり変化がない。新油田発見、採掘能力UP、精製能力upでほぼ変化なしというのが実態だ。インド、中国などいわゆるBRICSの経済発展で今後は消費増大変化があるかもだが、本年度までは顕著な傾向はまだ見られない。あと参考までに石炭の埋蔵量は9090億トン、R/P147年、天然ガスは181兆m3、R/P63.3年。石油に話を戻して、消費大国は、圧倒的に米国だ。世界の実に4分の1の石油を消費(2100万/日)している、以下中国(700万)日本(536万)ロシア、ドイツ、カナダ、英国とつづく。天然ガスを石油換算して加えればロシアが2位となる。米国は全般的にエネルギー浪費の国だ、車はでかいし、家もでかい、節約という概念はないかのごとく。ラスベガスあたりにいくと、エネルギー垂れ流しのアトラクションがここかしこにあり、オイオイという感じでため息が出る。まぁ米国人は温暖化そのものを信じていない人が多いし、本当にコマッタチャンなのである。もう一国最近とんでもないエネルギー戦略を展開しているのがロシア、天然gasで周辺国にプレッシャかけ、政治的、経済的にアドバンテージをとろうとしているは周知のとおり。しかもエネルギー最大輸出可能国(石油+天然gas)だから強欲金貸しみたいで性質が悪い。昨今の石油高騰でメチャクチャ儲けているのもこれまた広く知られている。にわか金持ちが多く、高級車や高級ブランド品がボンボン売れている。原油価格も一時の140ドル(1バレル)越えなんていう値からはおちついてきたが(昨日で91.5ドル)、まだ実勢にはあわない、なにせ元値は5ドルぐらいなんだから。 今後アメリカ、ロシアに加えて環境意識の薄い中国(opec諸国も最近危ない)というとんでもない国に伍して戦略的なアプローチが必要なんだが、肝心のリーダシップをとれる政治家がいないね、さびしいかぎり。リーダ不在は後の課題として、まずは脱化石燃料にむけた技術開発と具体的なエネルギー置換を強く推し進めるべきだ。持てる国の脅しに屈することのなきよう、先駆的なテクノロジーで武装、これこそものづくり日本の生きる道だ。水素応用(燃料電池、水素燃焼)活用、太陽電池、風力、原子力、水力、日本ならではの地熱、深海層、効率化に関してもエネルギ回収、蓄積技術に関しても日本のさらなるアドバンテージを広げたい。あとエネルギーevenであるバイオ燃料開発も日本がリードしないとね、穀物ではなく、草=セルロースから燃料作る!牛や羊にできるんだから、これはできるでしょ。2030年ぐらいまで、石油をはじめとする化石燃料が主流を占めるのはいたしかたないとして、いついつまでに何%と道筋を立て、原油を上げるのなんじゃの圧力を屁ともおもわない磐石のビジョンいるぞ。頑張れ日本だ。
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5 件のコメント:
そくざんさん....語りますね。
自動車メーカのエンジニアとのことなので、このくらいは当たり前ですかね。
石油埋葬量ではなく、たぶん 石油可採掘量なのでしょうね。
BPのデータは、BRICsの異常な成長による石油使用量の急増は見込んでの、可採年数なのでしょうかね?昔は 加味していない...と言われていましたよね。
木材チップなどのハードセルロースは、火力発電の原料と利用するのは、もっとも効率が良いらしいですよ。
草などのソフトセルロースも同じでは?
クルマ用の燃料にしない方が 世の中のためらしいですよ。
大金持ちのビルゲイツが設置している基金が、藻からガソリンなどの燃料を作成する研究に資金提供したそうです。総額なんと100億¥。
びっくりの金額ですよね。
5年後 商業ベースにすると鼻息が荒いのですが。。。。
ほんと?っていう人もいます。
それと....根本に帰りますが。
オイルサンドとか...シェールとか量のなかに入れると、
300年程度は利用できるそうです。
CO2が地球温暖化という説に?が付く昨今ですが、
節約の概念は大事ですよね。
gan-san 盛りだくさんのコメントありがとうございます。なかなかマニアックな内容ですな。そういう筋の人かなぁ^^;このあたりはいろんな議論があるとこですね。ただオイルサンド、オイルシェールも所詮化石燃料ですからね。オイルピーク(枯渇)をネタに過剰利潤のうわのせ抑制にはなりえるかもですが、やはり大事なのは、総合的なエネルギマネージメントですよね。
みなさん、良くご存知ですね。すごいです。
最近思うのは、
地球での埋蔵資源をら大量消費し始めたが産業革命から。何億年も掛かって作られた埋蔵資源を使い切るのがあと100年もない、ってことに地球人が危機感を持たないというのが不思議でなりませんね。
200年後、500年後の人類はどうやって生きていくんだろう?
資源は枯渇している地球で、、、、、、
そのときには自分で考えろ!ってか?
ブルマン
無尽蔵の太陽光を日本人の英知で
なんとかできたらいいねェ
ガソリンなんかくそくらえって言いたい
今日この頃・・・
ブルマンさん、匿名さんありがとう。こんな拙文を読んでもらって、加えてコメントまでいただいて、深謝。なんとなくブログの醍醐味というか、楽しさをすこしづつ感じはじめています。今後もよろしくお願いしますね(^.^)
今回のテーマはチョット複雑で多くの考えが輻輳しているかもですね。私自身、スポーツカーが好きという反面、脱化石だ!なんて矛盾したメッセージを発信しているんですから何をかいわんです(両立できれば最高)。とにもかくにも今後10年ぐらいが勝負でしょう。では、また
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